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【詩6】Fish Lover(おさかな愛好家) ~オリジナルの詩 目指せ100編~

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【詩6】Fish Lover(おさかな愛好家)

Fish Lover(おさかな愛好家)

ぼくはおさかながだいすき
でもいつもたべられるとはかぎらない
きょうはおなかいっぱいたべられるかな

きょうはさかなやさんでおかいもの
たくさんのおさかながならんでいる
きょうはどれにしようかな

どれもこれもおいしそう
よだれがたれてしまいそう
そうだ、さいきんしった”あれ”にしよう

おっちゃん、これもらってくね
いっぴきかってさあかえろう
あれ、きょうもおっちゃんはおこってる

こっちをむいておこっているけれど
ぼくのつかうことばとちがうから
なにをいっているのかわからない

よくわからないことばをはっしながら
ぼくのなんばいものおおきさのからだで
おこったかおでおいかけてくる

でもぼくはあしがはやいから
かんたんににげちゃうんだけどね
ほら、もうにげておうちについちゃった

さっそくたべよう いただきます!
さいきんしった、”にゃぐろ”というおさかなは
やっぱりとってもおいしいにゃ

解説

この詩は僕の書いた詞の中でも上位に入るほど好きな詩です。この詩はお魚愛好家ということで、魚好きの少年なのかなと思わせておいて万引きをしたり、使う言葉が違ったりと違和感を持たせ最後には『にゃぐろ』という言葉で表現することによって、この詩の主人公は猫だったんだと思わせる作りになっています。
題名もこだわってますし、文もすべてひらがなにすることで子どもっぽさを表しており、そこもこだわっています。
ちなみに全然関係ないないのですが、お魚が好きな猫というのは日本特有だそうです。その理由は、昔から日本の食事は焼き魚が多くその廃棄物を猫がよく食べていたからだそうです。なので海外ではこの詩は通用しないかもしれませんね。
アメリカの場合は何なのでしょう。ハンバーニャーとかですかね。(笑)

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