夜更かしの世界
どうやら大人は
ぼくたちが寝た後に
夜更かしという
見知らぬ世界へ
潜入するらしい。
ぼくはまだ小さいけれど
ぼくだってその世界に
行ってみたい、見てみたい。
扉をそーっとあけて、
お父さんのいる部屋を
こっそり覗いてみた。
あれ、お父さんが
うとうとしながら
何かを書いてる。
あれが夜更かしの世界への
切符なのか?それとも
入国書か何かなのか?
まだ、お父さんが
うとうとしながら
何かを書いてる。
そんなに眠たいのなら
さっさと寝ればいいのに。
そこまでして夜更かしの
世界へ行きたいのだろうか。
そこまでして行く
夜更かしの世界。
ぼくだって
行ってみたい、見てみたい。
今日は必ず行ってやる。
今日は必ず行ってやる…
ー チュン、チュン、チュン ー
清らかな鳥の
鳴き声とともに
カーテンの隙間から
太陽の光が差し込む。
どうやらぼくは
寝てしまったようだ。
夜更かしの世界へ
行ったはずのお父さん。
ぼくよりもずっと長く
起きていたお父さんは
ぼくが起きるよりも
ずっと前に起きて
仕事へ向かっていた。
そんなお父さんが
少しずるいと思うけれど
どうやらぼくにはちょっと
夜更かしの世界は早いみたい。
この詩は子どもの時に多くの人が思っていたであろう、「大人って夜遅くまで起きて何やっているんだろう」とか「こっちには早く寝なさいと言いながら、自分たちだけずっと起きててずるい」といった感情を書き表したものです。
実際は大人たちは仕事や、やらなければいけないことをやっていて大変なのですが、それに気付いていない様子を表しています。僕にもこのような時代がありました。ちっちゃい頃はなかなか気付きませんでしたね。すぐに眠くなって寝てしまっていたので。この詞の男の子も気付くのはだいぶ先になるでしょう。
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