2月2日の日曜日にカップヌードルミュージアムに行ってきました。軽い気持ちで訪れたのですが、予想をはるかに超える良さで、もう一度行きたいくらいです。日清商品の創業者である安藤百福(あんどうももふく)さんの生涯や考え方を知ることによって、自分の働く上での価値観を改めて考えさせられました。
今日はそんな素晴らしいミュージアムについていろいろと情報を伝えていきます!
コンセプトとしては、「子どもたちひとりひとりの中にある創造力や探究心の芽を咲かせ、豊かに育てるための体験型食育ミュージアム」であり、世界初のインスタントラーメン「チキンラーメン」を発明し、地球の食文化を改新した日清食品創業者・安藤百福の「クリエイティブシンキング=創造的思考」を数々の展示を通じて体感することができる場所です。
外観はこんな感じです。
体験型食育ミュージアムというだけあって、体験できるコーナーがたくさんありました。その詳細については下の方に記載しますのでご覧ください。
体験を通して子どもの創造力や探究心を育てられるのはもちろんのこと、大人でも新たな学びがたくさんあります。いや、むしろ大人の方がためになるかもしれません!(笑)僕はそう思いました!
普段何気なくあなたが食べているカップラーメン。それはこの方、安藤百福が作りだしたものであり、彼がいなければ現在のように食べることができません。
カップラーメンを生み出した工程は、NHKの朝ドラ「まんぷく」の中に描かれています。「まんぷく」はこの安藤百福さんの生涯を参考に作られているそうです。「まんぷく」ファンの方は行ってみる価値大有りです!
そんな安藤百福さんについての生涯や彼の「クリエイティブな発想」については別の記事で詳しく述べていこうと思います。今日はミュージアムの内容や混雑状況、所要時間や行った感想について書きます。
10:00 〜 18:00 (入館は17:00まで)
※休館日:火曜日 (祝日の場合は翌日が休館日)、年末年始
入館料についてはカップヌードルミュージアムのサイトに書いてあるのでわかると思いますが、クーポンなどの情報は書いていないと思うので書きます。
クーポンは基本ありません。しかしJAF会員の会員証を提示すると100円引きになるそうです!僕は後から知ったので使うことはできませんでした。もっと早く知っていれば…。後悔です。これを読んでいるあなたは、JAF会員ならぜひ忘れずに使ってください!以下はサイトにも書いてある料金です。
大人 (大学生以上):500円
JAF会員証提示で100円引き
※この情報はサイトには書いていません!これは重要!
高校生以下は無料
※障がい者手帳をお持ちの方と、その介護の方お1人までは400円
大人 (大学生以上):1,500円
※購入日から1年間は何度でもご入館いただけるほか、様々な特典をご用意しています。詳しくは、こちらをご覧ください。
チキンラーメンファクトリー
小学生 300円 / 中学生以上 500円
2020年4月1日(水)より、中学生以上の料金を500円→800円、小学生の料金を300円→500円に改定します
1食 300円
2020年4月1日(水)より、1食の料金を300円→400円に改定します
1回 (30分間) 300円
2020年4月1日(水)より、1回の料金を300円→400円に改定します
1食 300円 (ハーフサイズ)、 ミニチキンラーメン 1食 150円、各国のデザート 300円、各国のジュース 200円、ドリンクバー 200円
2020年4月1日(水)より、1食 (ハーフサイズ) の料金を300円→400円、ミニチキンラーメン1食の料金を150円→200円、各国のデザートの料金を300円→400円に改定します
なお、各国のジュース、ドリンクバーの料金に変更はありません
※上記以外の展示やアトラクションの利用料は無料です。
※上記の料金には、すべて消費税が含まれています。
カップヌードルミュージアムは5つの階で構成されていました。フロアマップはこんな感じです。
所要時間についてなのですが、カップヌードルミュージアムは5つの階で構成されているため結構回るのに時間がかかりました。
僕が滞在した時間は12時30分から14時30分の2時間でしたが、すべてを体験することはできませんでした。
1階は受付とお土産コーナーだけなのでそれほど時間はかかりませんでした。
2階は安藤百福さんの生涯や考え方についての展示がたくさんあり、この階は結構かかりました。
インスタで流行りのラーメンがたくさん展示されたこの場所や
安藤百福ヒストリーにある様々なカラクリ、
百福さんの生涯を10分ほどで観ることができる「百福シアター」、日曜日限定の紙芝居など、観るものがたくさんあって計1時間ほどかかりました。
3階は「マイカップヌードルファクトリー」と「チキンラーメンファクトリー」という、自分だけのオリジナルのカップヌードルを作ったり、チキンラーメンの作り方を体験できる場所があります。僕は利用しなかったので所要時間は分かりませんが混んでいたので並ぶ時間も含めて1時間ほどかかる気がします。
4階は子どもの遊び場である「カップヌードルパーク」と各国の麺を食べることができる「ワールド麺ロード」があります。
「カップヌードルパーク」の見た目はこんな感じで、カップヌードルの工場にいるかのような場所で遊ぶことができます。
利用対象が3歳以上小学生以下のため僕は利用していませんが、利用時間は25分間と決まっているため、所要時間は25分です。
また、僕が利用した「ワールド麺ロード」ですが、様々な国の麺がそれぞれの場所で売っているため、食べ比べすることができます。
僕は1種類しか食べていないので20分ほどでしたが、いろいろと食べ比べする場合は40分ほどかかるのではないでしょうか。
メニューはこんな感じです。
5階はイベントホールのため、僕が行ったときには封鎖されていました。イベントの時にしか行けないようです。
こんな感じで僕は全階回って2時間ほどかかりました。しかし今述べたようにやってない体験もあります。
カップルや家族で思い出作りのために「ファクトリー」の体験をする方や、子ども連れで「カップヌードルパーク」で遊ばせたい方などは3時間~4時間ほどかかるのではないでしょうか。
また、他の観光地も行きたい方は僕みたいに何かを削れば時間は自由に短縮できると思います。
ぜひ参考にしてください!
12時半から訪問したのですが、受付には全く並んでおらず、さらっと入ることができました。
混雑状況としては日曜日ということだけあって、子ども連れの家族やカップル、海外からの観光客など、少し込み合っていたなという感じがします。しかし、ミュージアムの中を回る際はみんな流れるように見学していくので、動きづらさは全く感じませんでした。人込みが苦手な人でも大丈夫なほどです。実際ぼくも人込みは苦手なのですが、全然平気でした。
しかし1か所だけ込み合っている場所がありました。それは3階の「マイカップヌードルファクトリー」と「チキンラーメンファクトリー」という、自分だけのオリジナルのカップヌードルを作ったり、チキンラーメンの作り方を体験できる場所です。
この2つは整理券がないと体験できないため、整理券をもらうための列がありました。さらに、その整理券は「○○時~○○時20分に入場可能」というものなのでその時間帯の人たちが集まって順番待ちしている列もありました。
僕は利用しなかったので分かりませんが、列は20人くらいしか並んでなかったので待ち時間はそんなに無いように感じます。
心配な方は、事前予約や整理券付き入場券などもあるみたいなのでそちらを利用するといいかもしれません。
この下にカップヌードルミュージアムのサイトのファクトリー予約のURLを貼っておくのでよろしければご覧ください。
「チキンラーメンファクトリー」予約
「マイカップヌードルファクトリー」予約
僕は車で行き、近くのパーキングに停めました。アプリなどを利用すると安く停められる場所が分かるので利用するといいと思います。また、40台という少ない数ではありますが、カップヌードルミュージアムの駐車場もあるみたいなのでそこが開いていればそこでも問題ないと思います。料金は30分250円で、カップヌードルミュージアムの利用者は1時間無料のようです。
他のアクセス方法は以下の通りです。
みなとみらい線
「みなとみらい駅」より徒歩8分
「馬車道駅」より徒歩8分
JR・市営地下鉄
「桜木町駅」より徒歩12分
首都高速神奈川1号横羽線
「みなとみらいIC」より5分
観光スポット周遊バス あかいくつ
「国際橋・カップヌードルミュージアム前」
下車すぐ
「国際橋・カップヌードルミュージアム前」
下車すぐ
住所 :
〒231-0001 神奈川県横浜市中区新港2-3-4
電話 :
045-345-0918 (案内ダイヤル)
※お電話のおかけ間違いには、十分にご注意ください。
開館時間 :
10:00 〜 18:00 (入館は17:00まで)
カップヌードルを作るまでにこんな苦労があったのかとしみじみ思うと同時に、こういう考えをして起業に至ったのかと感心させられました。ミュージアムの中には安藤百福さんの名言もたくさん書かれていました、そんな中で一番僕の中に刺さったのは、
野中の一本杉であるよりも、森として発展した方がいい。アイデアを独り占めせずみんなと一緒に育てよう。
という言葉です。これは、インスタントラーメンの特許は安藤百福さんにあるはずなのに、偽のインスタントラーメンが出回っていた時に発したものです。広まるくらいなら他のラーメン会社にも作り方を公開し、ラーメン業界全体を盛り上げようという意味で言ったそう。なんともふところが大きいですね。
このような安藤百福さんの発想に加え、ミュージアムのデザインやカラクリ、体験できる場所など、あらゆる要素が重なって、本当に素晴らしい場所でした。
最後に、僕が見つけたカラクリを伝えます。カップヌードルミュージアムの入口を出た後外の地面を見てみると、こんなものがありました。
こんな細部までこだわっていたのですね。退館した後にもとてもワクワクしていました。ぜひまた行ってみたいと思います。次は他のカラクリもないか探してみます。
あなたも行く際はこのようなカラクリを探してみてください。楽しみがさらに増えます!
ではまた!